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フォルツァにピラミッド出現!?


フォルツァ総曲輪ロビーに、ピラミッドが出現!?!?

IMG_8444.jpg
(クリックで拡大)

これは、当館スタッフM君が制作した、ピラミッド。

6/23~上映中の「ピラミッド 5000年の嘘」にちなんだ作品です。


現在、絶好調上映中の「ピラミッド 5000年の嘘」!
これまでフォルツァを訪れたことのない方々に
たくさん来ていただいており、本当に感謝感謝です!ありがとうございます。

エジプト、ギザの大ピラミッド。4面体ではなく8面体?
20年の建設期間では不可能?クフ王の墓ではない?
これまでのピラミッドの常識はすべて嘘だった!
37年間の調査研究と6年間の徹底した検証により分かった事実は、
ますますピラミッドの謎を深めるものだった。
人間は本当に進化したのか!
という疑問すら出てきたピラミッドの真実とは?

というように、本当のピラミッドとは一体なんなのか、
改めて様々な疑問を掘り起こす、
史上最もセンセーショナルなドキュメンタリーです。

それらのイメージを、M君の視点で立体化したピラミッド、
8月上旬まで展示予定です!
是非、映画と合わせてご覧下さいませ。

IMG_6587.jpg

で、そのピラミッドにM君のささやかな心遣い。

ピラミッドに願い事!
笹の葉に短冊はもう古い!!

七夕はピラミッドに短冊だ!!!!

是非フォルツァへ足をお運び下さい。
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2012⁄06⁄27(Wed) 10:40   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その9「幸せへのキセキ」


今月9本目!!

「幸せへのキセキ」
監督:キャメロン・クロウ

妻を亡くして、悲しみに暮れている一家。
夫は家族の風景を取り戻そうと必死だが、息子が学校で問題を起こして退学になってしまう。
心機一転、引越しをして新たな一歩を踏み出そうとする一家。
最高の物件を見つけるが、その家を買うには一つの条件があった。
併設されている現在閉鎖中の動物園を買うこと―
夫は、娘の喜ぶ姿を見て、その家と動物園を買い取り、動物園の再生をスタートする。
信じられないが、実話の映画化。


スノーホワイト、ダークシャドウと、他にも興味がある作品があったが、
「幸せのキセキ」を選んだ理由は、無論スカーレット・ヨハンソンが観たいからだ。
えっ、その類の話もういいって?
「ロスト・イン・トランスレーション」(監督:ソフィア・コッポラ)以来ファンだ。
同じ1984年生まれだが・・・あんな人がクラスにいたら男子は大騒動である。
我ながら、何を言っているのだろうか。しかし、やはり魅力的な女優さんだ。

マット・デイモンは、主役ベンジャミン・ミーの苦悩と悲しみ、
歯を食いしばってそれを乗り越える姿を見事に演じきった。
映画で最近涙を流していなかったが、これは泣いてしまった。
ずいぶん泣いてしまって、なんでだろうと思っていたが、
どう考えても、マット・デイモンが良かったからだ。

人間同士、どうしても溝ができてしまうことがあって、
一度できてしまった溝を埋めることは簡単ではない。
家族と自分を不器用にも必死に取り戻そうとする彼の姿は、
観ていてとてもストレートに心に響いてきた。
ここまでストレートなものを、最近あまり観ていなかったかもしれない。

ベンジャミン・ミーの娘役を演じた子役のマギー・エリザベス・ジョーンズは、
きっと凄い女優さんになると思う。

「幸せのキセキ」、必死に掴み取ろうとした彼らに起きた「奇跡」とその「軌跡」の物語。
悪くないタイトルだけれど、原題はどうなんだろうと思っていたら、
原題は「We Bought a zoo」=「動物園を買った」だ!
その原題はどうなんだ!?と思ったけれど、
まぁ事実動物園買ったんだから仕方がない。

キャメロン・クロウが人の脚本を監督するのは珍しいそうだけれど、
何の違和感もなく、感動作だった。

・・・スカーレット・ヨハンソンの今後に注目だ!!

K介





2012⁄06⁄24(Sun) 17:41   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その8「外事警察 その男に騙されるな」


今月8本目!

「外事警察 その男に騙されるな」
監督:堀切園健太郎

警視庁公安部外事課を主舞台に国際テロリズムとの戦いをリアルに描き、
2009年にNHKで放送されて人気を博したサスペンスドラマの映画化作品。
11年、震災で揺れる日本にウランが持ち込まれたという情報が米CIAからもたらされる。
かつて警視庁公安部外事4課ウラ作業班主任を務めていた住本健司は、現在は外事課から外され、
内閣情報調査室に所属していたが、事件を追うため外事課に復帰。
しかしその矢先、住本が何者かに刺されてしまい……。


5月、高岡の某館様に、この作品の主演渡部篤郎が舞台挨拶で来ていたそうだが、
その時は観に行けなかった。正直申し上げて、あまりこの作品に興味が持てなかったからだ。
ところが、そんなことじゃいけないってことで、実際スクリーンで観たところ完全に没頭してしまった。
「あの男」に「騙されるな」と題名で言われても、当然のごとく騙される始末。

東北の震災がストーリーの始まりに関係している。
被害にあった大学の研究室から、原子力技術に関する国家機密がハードディスクごと盗まれるのだ。
本当に今の日本で起こってもおかしくない事件だ。

書いてて気がついたけれど、これだ。
「本当に今日本で起こっているのではないか」
それを観客に思わせるリアリティを見事に演出しているのだ。

監督の堀切園健太郎はこれが劇場映画初監督だ。
もともとはNHKのディレクターで「篤姫」を演出していたらしい。
この映画はドラマ版からの映画化ということでNHKエンタープライズが制作した。
しかし、子会社とは言え、NHKがこんな話つくって大丈夫なんだろうか・・・?
と思うのと同時に、NHKやるなぁ、などと、生意気にも姿勢に感動してしまった。

俳優は素晴らしかった。
渡部篤郎はもちろんだったが、この映画で凄みがあったのは、真木よう子と田中泯だ。
(田中泯に縁があるのだろうか・・・ちなみに渋川清彦も出演していた)
2人の視線がすごい。
こんな月並みな表現しかできないが、「その役になりきっている」のだ。
真木よう子と田中泯ではなく、奥田香織と徐昌義という人間になっている。
これが俳優だ、と終映したあとに思わせる。

それで、真木よう子があまりにすごいものだから、対極的な役割を演じる尾野真千子が弱い。
2人が言い争うシーンは、残念ながらバランスが悪く、ちぐはぐな感じが否めなかった。
尾野真千子は重要な役どころにも関わらず、物足りなさを感じてしまった。
真木がいなければもっとよく見えたと思うけど、あまりに差がありすぎたように見えた。
田中泯は、もう立っているだけで、異様なエネルギーを発しており、
今回のあの役は彼しかできない、と観客に思わせる。
そうでなければ・・・山崎努か!

この映画のサスペンスフルな演出には、撮影が大きく影響しているように思った。
暗めの画面や、監視カメラの映像、人物への的確なクローズアップなど、
かなり緻密に計算されており、効果的だったし、緊張感のある映像を見事に創り上げていた。

映画に限らないけれど、なんでも先入観にとらわれすぎるものではない。

K介





2012⁄06⁄24(Sun) 13:19   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その7「テルマエ・ロマエ」


今月7本目!

「テルマエ・ロマエ」
監督:武内英樹

時空を超えた、入浴スペクタクル。
古代ローマ人が風呂限定で時空を超える、タイムスリップムービーだ。
マンガ大賞&手塚治虫文化賞のW受賞を果たした大ベストセラーコミックを実写映画化。

古代ローマで浴場の設計をするルシウスと現代日本の風呂好きたちが、ローマのために闘う。
理由は分からないが、とにかく古代ローマから日本にタイムスリップしたルシウス。
漫画家志望の真実の恋心に気づいてか気づかないでか、新しい風呂とローマの未来に思い悩む。
現代人の真実は、歴史の知識を活かして、ルシウスの力になろうとするが・・・

この映画は、邦画としては約1年半ぶりに興行収入50億円を突破し、
4月末に公開されたというのにまだ今も絶好調でロングランしている大ヒット作だ。

作品自体は、深く考えたり悩んだりせずに(それが物足りない、という方にはおすすめできないが…)
純粋に笑って、楽しめる物語だ。
登場人物たちは主に風呂で、渦に巻き込まれてタイムスリップしていくのだが、
そこで、チープな人形と洗濯機(と思われる)を使って、わざとものすごく安っぽい画を作っていた。
何か、テレビドラマで観たことあるような…と思っていて、後から調べたら、
「のだめカンタービレ」を演出していた監督だった。全く同じ手法だ。

とにかく娯楽作だ。
いかにお客さんを楽しませるか、笑わせるか、飽きさせないか、
いい気持ちで劇場を出てもらえるか、ということを考えて、丁寧に仕上げた作品だと思う。
それが、この映画の興行収入50億円突破という大きな結果に繋がっているのではないか。

そもそも、阿部寛の彫りが深いからといって、古代ローマ人の役をさせること自体が
荒唐無稽であるのだが、自分でも笑ってしまったのは、
上戸彩演じる真実が、また会えるかな?というような別れを惜しんでいるシーンで、
古代ローマ人が「全ての道はローマに通じているのだから」と言ったことに、
感動してしまった。

幕の引き方は、期待通りで気持ちが良かった。
この期待通り、というのも、結構重要なのかもしれない。

自分は、1週間とあるシーンの意味について考え込んでしまうような、
そんな映画が好みなので、この作品が好きだったかというと、そうではない。

ただ、映画に関わっている人間として、観ておいてよかったと思う。
映画は人々の休みの過ごし方の1パターンとして、確立されていて、
ものすごくたくさんの人々にとって「映画」というものが認知されている。
映画館で働く自分達にとっては喜ばしいことだ。
当たり前だが、そんなことを思っていた。
その中で、自分達が選んだ映画も、たくさんの人に観て欲しい!!
そんな気持ちが一層強くなった。

「テルマエ・ロマエ」、これから次々と世界各国で公開されるようだ。

K介





2012⁄06⁄21(Thu) 11:49   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その6「人生はビギナーズ」


今月6本目!!

「人生はビギナーズ」
監督・脚本:マイク・ミルズ
メイン1
(C)2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.

当館にて、7/7~上映します!

38歳独身のアートディレクター、オリヴァー(ユアン・マクレガー)は、
ある日突然、父・ハル(クリストファー・プラマー)から「私はゲイだ」とカミングアウトされる。
それは44年連れ添った母がこの世を去り、癌を宣告された父にとって、
これからは本当の意味で人生を楽しみたいという告白であった―

この作品は、監督であるマイク・ミルズの自伝的作品だそうだ。
劇中、主人公のアートディレクター・オリヴァーが描くイラストが面白い。
そのイラストが、象徴するのは、その時々のオリヴァーの心理だ。
そのイラスト自体がストーリーに大きく左右するわけではないのに、
あまりに面白かった(正確に言うと、イラストとそのタイトル)ため、かなり印象に残った。
マイク・ミルズ自身のアートワークだと思うが、マイク・ミルズの映画以外の作品にも
興味が湧いた。

父だって、一人の人間で、ただの男で・・・なんてことは分かっちゃいる38歳のオリヴァーだが、
ある日突然「ゲイだ」との父からのカミングアウト。
しかし、その受け止め方やその後の登場人物たちの振る舞いは非常にリアリティがあるというか、
まさに監督自身が体験したのだろう、極めてドラマティックなストーリー展開でありながら、
大げさではなく、観る側が受け止めるのも難しくなかった。

「人生はビギナーズ」というタイトルは、見事にこの映画そのものに当てはまる。
(原題の「Beginners」自体が素晴らしいと思う)

自分などは、まだ20数年そこそこしか生きておらず、
知らないことばかりで、何をやってもビギナーだ、と思っているが、
いつまで経ってもそうなのかもしれない。
ここまで知っている!と自信を持っていることだって、
本当はまだまだたくさん知らなければならないことがあって、
絶望するほど底が深い。
それでも、どこでも誰でもがビギナーだということを飲み込みつつ生きている。
そういうことにふと気が付いて、終映後は非常に気持ちが落ち着いた。

クリストファー・プラマーは本作で、
アカデミー賞助演男優賞をオスカー史上最年長で受賞した。御歳83歳だ。
ベッドで寝ているシーンの途中、「メゾン・ド・ヒミコ」の田中泯が思い出された。
クリストファー・プラマーは、難しい役柄を見事に演じ切ったと思うが、
田中泯の「メゾン・ド・ヒミコ」での演技は素晴らしかったと思う。
「あなたが好きよ」という台詞と表情が今でも忘れられない。
主演のユアン・マクレガーは、自分の中ではこれまでとずいぶん印象が変わった。
これまで駄目だと思ったことなんてないが、むちゃくちゃいい役者だったのだ、と思った。
主人公が恋に落ちる「アナ」役を演じたメラニー・ロランは、とても美しかった。
って、最近こればっかりである。きれいな人観たくて映画観てるみたいだ!
「メラニー・ロランかぁ、あんま知らんかったなぁ」などと思って、
調べていたら、近年の作品に「イングロリアス・バスターズ」があった。
「何か最近このタイトル、調べていたような・・・」と考えていたらはっとした。




私が愛して止まない(ごく最近)あのレア・セドゥ出演作である。




・・・「ルルドの泉で」が楽しみすぎて夜も眠れない。






2012⁄06⁄17(Sun) 19:05   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その5「生きてるものはいないのか」


今月5本目、当館でも絶賛上映中!!
なぜかエンドロールが終わった後にお客様方が席を立つのが遅いこの作品…

「生きてるものはいないのか」
監督:石井岳龍

ある大学病院が併設された大学キャンパス。
原因不明に次々と人が死んでいく―
石井岳龍(聰亙改め)監督が10年ぶりに長編のメガホンを取った、衝撃作だ。

皆一様に、自分の身に何が起こっているかはわからないまま、
痛いとか苦しいとか、お尻から何かが出てる!とか言いながら、
死んでいくわけだが、その原因については最後まで触れられることはない。
原作の同名舞台はこの映画でも脚本を務めた前田司郎(五反田団)が
演出していたが、前田はこの作品で、「演劇界の芥川賞」と呼ばれる
岸田國士戯曲賞を受賞した。

周りの人が次々死んでいく、という状況は異常だ。
そのため、この作品は「不条理」とか「パンク」などと称されることがあるようだが、
そうではない気がする。

京都でこの「生きてるものはいないのか」の原作舞台の後、
アフタートークショーがあった。
前田司郎や、他に何人かの演出家がいたように思うが、
前田は至極当たり前なことを描いた、というようなことを話していた。

人は誰でもいつかは死んでいくもので、
ただそのことを我々が忘れすぎてしまっているだけなのかもしれない。

ikiteru_main.jpg
2/18(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開
(C)DRAGON MOUNTAIN LLC.

ikiteru_sub4.jpg

我々は「害虫」と呼んで虫を殺したり、動物を殺して食べて生きている。
その虫や動物が殺されるとき、きっとなんだか分かってないまま死んでいっているはずだ。
だとしたら、人が次々死んでいくことだって当たり前なことで、
原因が分かるとか分からないとかで、この作品の状況を「不条理」と言ってしまうのは、
傲慢なのかもしれない。
(「なんだか分かってないまま死んでいっている」と言う私が傲慢なんだろうか?)

あんな風に急に死にたくはないけれど、誰でもいつかは死んでいかなければいけない。
エンドロールが終わって、席を立つのがものすごく億劫で、
(つまらない、とか、疲れたということではなく)
簡単にその世界から抜け出してこれない、凄い映画だった。

「飯田あさと」「津田翔志朗」という2人の役者は、
プロフィールとしては「神戸芸術工科大学在学中」以外、特筆されていない。
石井監督が教鞭をとる大学の学生だ。
おそらくプロの役者としての経験はないのではないかと思うが、
この両名はいい空気を持っていたように感じた。

渋川清彦という俳優が出演していたが、映画「ゴールデンスランバー」で、
むちゃくちゃいい奴かつドラマのカギを握る役を好演して以来、
ずいぶん出演が増えているようだ。
あれはハチャメチャでいい映画だったなぁ、と「ゴールデンスランバー」を思い出した。

主演の染谷は「ヒミズ」と違って、始終テンションが低い役柄だったが、
もう染谷の空気を確立していて、雰囲気があった。
劇中誰にも一度も呼ばれないが「ケイスケ」という役名らしい。
どうでもよいけど、自分と同じ名前だ!とちょっと嬉しくなり、自分のミーハーさ加減を実感した・・・
この映画の公開期間、やたら白いシャツばっかり着て出勤してます。

当館で、6/15(金)まで、1日1回17:15~上映しています!
お見逃しなく!!


K介





2012⁄06⁄12(Tue) 16:33   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その4「ミッドナイト・イン・パリ」


今月4本目!!

「ミッドナイト・イン・パリ」 
監督:ウディ・アレン

名匠ウディ・アレンがパリを舞台に描く、ロマンティック・ラブ・コメディ。
ウディアレンの作品史上最高の興行成績を収めている。
私が鑑賞した、婦中の某館様は、今朝新聞を見たところもう1週1日2回が続くようだ。
昨日は夕方に見たけれど、次は11時近くからのレイトがあるようなので、
ミッドナイト~だけに、レイトでもう一度見ようかと考えている。

主人公のギルは、脚本家としては売れっ子。
だが、本当は憧れのパリで小説家になりたい、と思っている。
婚約者のイネズの父親の出張旅行に便乗して、憧れのパリへやってきたギル。
ある夜、1920年代に迷い込んでしまう。そこにいるのは、時代を彩ってきた歴史的な芸術家達だった―

「天才ウディ・アレンが真夜中のパリに魔法をかけた」
というキャッチコピーがあるが、まさにその通りで、夢のある作品だ。
冒頭、パリの情景が数分間流されるが、本当に綺麗だった。
美しい町並みの色んな表情が見えて、これから始まるストーリーが一気に楽しみになって、
あっという間に引き込まれてしまう。
ギルは自らが黄金時代と憧れた過去の世界を生きたことで、
大事なことに気がつき、現実の世界で新たな一歩を踏み出す…
この一歩を踏み出すシーンが映画らしくて、たまらなく夢があって、自分は大好きだ。

ウディ・アレンの思惑通り、魔法をかけられたような気持ちで映画館を後にした。
楽しかった!という気持ちが帰路でどんどん高まった。ファンタジックなストーリーに弱い。
いいなぁいいなぁ、と思って、全部面白くなってしまう・・・次はもう少し冷静に観たい。
当館スタッフT元氏から、「レア・セドゥー(レア・セイドゥ、とも言うようだ)ってめっちゃいいんだぜー」と言われていた。
「ルルドの泉で」(当館で上映決定!)のポスターを見て、「そうかー」くらいに思っていたが、
実際スクリーンで観て、その魅力に一発ではまってしまった。我ながら簡単すぎる男である・・・

主役のギルを演じたオーウェン・ウィルソンはもちろん魅力的だったが、
ピカソの愛人アドリアナ役を演じたマリオン・コティヤールが美しくて、これもまたはまってしまう。
動きも表情も、一つ一つに引き込まれて、いるだけで素晴らしかった。
むちゃくちゃ安易な表現だが、よく役に合っていたと思う。
サルコジ元大統領の奥さんが出ていたのだけれど、なんだか変だなぁと思った。

・・・・・・「ルルドの泉で」が楽しみだ!

K介





2012⁄06⁄09(Sat) 16:22   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その3「父の初七日」


今月3本目は!!

台湾映画「父の初七日」 
監督:ワン・ユーリン、エッセイ・リウ


台湾を舞台に、父を亡くしてから葬儀を迎えるまでの7日間
の間に遺族が遭遇する様々な出来事を、ユーモアを交えて綴る珠玉の物語。


この作品は2人によって共同監督されているが、
一人はプロデューサーを兼務、一人は脚本を兼務している。
この原作・脚本・監督を務めたエッセイ・リウは、
今回が初監督で、しかも「今後監督を続けるつもりはない」と言っているそう。
台湾では最高の文学賞を受賞した作家で、この映画でも、国内ではたくさん受賞し、
最高の評価を得ているのに、何故?間違いなく、凄い才能の持ち主だと、
たくさんの人が認めている人物だと思うが、撮影中に嫌なことでもあったのだろうか。

突然に父が亡くなったことを受け入れる以前に、
複雑に儀式化された道教独自の弔いに翻弄される娘たち。
悲しみに暮れる暇など全くなく、「泣け」と道士が言うタイミングでうそ泣きしたり、
遺族が変な被り物をさせられたり…(これは私の個人的な見方で「変」ということではなく、
映画の中でそのような扱いをされている。)
テントを張ったその中での葬儀では、踊りや音楽などお祭り騒ぎ。

葬儀の準備の合間に、亡父との思い出のシーンがいくつかあるが、
そのシーンでは、亡父の温かくて優しい人柄が描かれていて、
自分はまだ父を亡くしていないが、そのシーンは一瞬にして父が亡くなったらということを
自分に想像させた。涙が出て、生きているうちに孝行したいと思った。

この映画の主人公は、亡父の娘だが、
娘は葬儀が終わってから、ある瞬間に突然父を思い出して1時間半泣き通す。
どこの国でも、そんな気持ちがドスンと来るのは、全部が終わってしまったあとなのだろう。

時々「えっ?!大丈夫?!」というような演出もあったが…
とてもシンプルに、身内の死について改めて考えさせてくれた映画で、
こういうタイミングで観られて幸運だったと思う。

K介





2012⁄06⁄07(Thu) 18:04   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!その2「今日と明日の間で」


映画を月15本観るという目標の元、今月2本目!!

「今日と明日の間で」
孤高のバレエダンサー首藤康之のまっすぐに生きる姿を追った
ドキュメンタリーフィルム


とにかくこのフィルムのために振り付け・演出し、収録したと思われるソロダンスのシーンは、
息をのむほど美しかった。
「Between Today and Tomorrow」と名付けられたそのダンスのテーマ曲の
作曲は椎名林檎。不思議な組み合わせ。
その音楽がダンスシーンに見事にマッチして、むちゃくちゃに素晴らしい!

これまで首藤がチャレンジしてきた革新的なステージを本編の中に収録。
そして、その時の共演者達が首藤の人となりや魅力、あるいは弱みなどをインタビューの中で語り、
首藤の姿を浮き彫りにしていくような展開。

登場した作品の中で「空白に落ちた男」というダンスパフォーマンスが最も心を動かされた。
小野寺修二という演出家が創作したこの「空白に落ちた男」については、「ダンス」というより、
パフォーマンスの要素が強いように感じた。パントマイムや、コンテンポラリーダンス、また、
ピナ・バウシュが創作したような「シアタータンツ」・演劇的なダンス、のような印象だ。
小野寺修二はバレエ出身ではない。
それゆえ、最初は首藤から作品を一緒に創りたいという申し出があったとき、
「一度少し一緒にやってみてから考えましょう」というような慎重な返事をしたそうだ。
しかし、結果的に首藤はバレエ以外のこのステージでも、自らの表現力をフルに生かして、
観るものを魅了した。

首藤康之が主役を演じてないクラシック作品はないのではないか、と共演者は語った。
バレエダンサーとしては頂点を極めた首藤だが、
このフィルムでは、まだまだ先へと進む挑戦的な姿を映し出した。
バレエに限らず、ステージで生きる、ということそのものに対する首藤の覚悟を感じたし、
バレエとかモダンとか、ダンスとかそうでないとか、そういうことは全く抜きにした、
そこにただ生きている人間・首藤の天才的な表現力とある種の不器用さは見事だった。

K介





2012⁄06⁄06(Wed) 10:20   未分類 | | | ↑Top
映画月間!!「ル・アーヴルの靴みがき」


フォルツァ総曲輪では夏に向けてとても楽しみな作品が多いです!
「ロボット」「ル・アーヴルの靴みがき」「明りを灯す人」などなど…
(ちなみに今上映中の「生きてるものはいないのか」必見です!引き込まれますよ!)
それで、個人的かつ勝手に

「6月は映画をたくさん観る月」
にしよう、と思い立ちました!

月15本・2日に1回ペースを目標に、とにかく映画を観る。
ということで…勝手に映画を観る月間スタート。

今月1本目は
「ル・アーヴルの靴みがき」 
監督:アキ・カウリスマキ
LEHAVRE_sub1.jpg
©Sputnik Oy photographer: Marja-Leena Hukkanen

期待通り、素晴らしい作品でした!

カウリスマキ監督といえば・・・
この「ル・アーヴルの靴みがき」がロッテルダム国際映画祭に招待され、
トークショーを行なったものの、遅刻した上に、
ほろ酔い状態でトークショーに現れ、
司会者から「この質問に答えたらビールをあげるから!」とアルコールをエサに
なだめられながら、30分予定されていたトークショーを5分で切り上げた
(観客からのブーイングで)お茶目な彼です。きっといいやつです。
「私はそんな特別な存在じゃないんだけどな・・・」などと壇上で呟いていたそうです…。

僕はこの映画が、とにかく好きです。
一見動きがない、退屈なようなカメラワークですが、無駄がなく、
人物たちをまるで絵画のように切り抜いて、
飽きることなく観ることができました。

物語のラストに拍子抜けしたような、不満を感じる人もいるようですが、
自分は納得して観ることが出来ました。映画だから、いいじゃないか、と思ったのです。
キャッチコピーの通り、「心を磨けば奇跡は起こる」、いいことしたんだから、
神様がご褒美くれたっていいだろう、と思わせてくれました。

すっと別の世界に連れて行ってくれて、
劇場を出る頃には、少しだけ温かい気持ちで、軽やかに現実に戻ることができる、
そんな映画です。

とにかくこの映画は好きでした、2回観ました。
スクリーンでまた改めて観たいなと思います。

K介





2012⁄06⁄03(Sun) 20:59   未分類 | | | ↑Top

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