ワクワク街中ウオッチング
本日はゼミ生16名と一緒に市民プラザに集合。
総曲輪にある今井古書店を訪問。
富山の街中でがんばる貴重な古書店だ。
絶版の岩波文庫もここにある。
『映画が若かった頃』も置いてあり、映画関係もおもしろい。
文学関係も充実し、美術など思わぬ掘り出しものがあるのでお勧めの古書店。
そして、本日のメインは学生とともに
フォルツァ総曲輪での映画鑑賞である。
ボブ・ディランへのオマージュ的作品
「アイム・ノット・ゼア」
「風に吹かれて」など
1960年代のフォーク界を代表し、
多くのアーティストに多大なる影響を与えた詩人・
無法者・映画スター・革命家・放浪者・ロックスター、
いくつもの顔をもつボブ・ディラン。
映画では、ボブ・ディランの多面性を6人の俳優が演じる。
ケイト・ブランシェット、クリスチャン・ベイル、
ヒース・レジャー、マーカス・カール・フランクリン、
ベン・ウィショー、リチャード・ギア。
六人の中でもケイト・ブランシェットがいい。
リチャード・ギアはいなくてもよかったか。
彼のところで映画の流れが切れてしまったのが惜しまれる。
音楽に力が入れられ、エンディングの曲が心をとらえた。
映画はホブ・ディラン自体から離れ、
別の像を作り出す。とらえきれないことが
ボブ・ディランの新たな神話を作り出すかのようだ。
メディアが作り出すボブ・ディラン神話を
最も笑い飛ばすのは映画の題名である。
どんなに追いかけようと
I'm Not Thereーー私はそこにはいない。
そしてもう一作品「トゥヤーの結婚」
砂漠化が進む中国内モンゴル自治区西北部の山麓の大草原。
水枯れのために一家を支えるトゥヤーは、ラクダで水汲みをする。
夫は井戸掘りの事故で幼い息子と娘を抱え、牧羊の世話も彼女の肩に。
身体を壊したトゥヤーは離婚し、再婚することを選ぶ。
前夫も一緒に暮らすことを条件に再婚しようと考える。
過酷な生活環境の中でたくましく働くトゥヤーの笑顔、
一途に思いを秘めたまなざしの美しさ。
母を支えようとする息子、
次々に訪れる求婚者をユーモラスに描く。
魅力あふれる映画の登場である。
監督は「月蝕」の王全安。
ヒロインのトゥヤーを演じた、ユー・ナンが素敵だ。
2007年ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞受賞作品。
中国映画としては「紅いコーリャン」以来の快挙にわいた。
金曜日までの一週間限りの上映、お勧めの映画だ。
金子幸代
関連サイト (金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
本日はゼミ生16名と一緒に市民プラザに集合。
総曲輪にある今井古書店を訪問。
富山の街中でがんばる貴重な古書店だ。
絶版の岩波文庫もここにある。
『映画が若かった頃』も置いてあり、映画関係もおもしろい。
文学関係も充実し、美術など思わぬ掘り出しものがあるのでお勧めの古書店。
そして、本日のメインは学生とともに
フォルツァ総曲輪での映画鑑賞である。
ボブ・ディランへのオマージュ的作品
「アイム・ノット・ゼア」
「風に吹かれて」など
1960年代のフォーク界を代表し、
多くのアーティストに多大なる影響を与えた詩人・
無法者・映画スター・革命家・放浪者・ロックスター、
いくつもの顔をもつボブ・ディラン。
映画では、ボブ・ディランの多面性を6人の俳優が演じる。
ケイト・ブランシェット、クリスチャン・ベイル、
ヒース・レジャー、マーカス・カール・フランクリン、
ベン・ウィショー、リチャード・ギア。
六人の中でもケイト・ブランシェットがいい。
リチャード・ギアはいなくてもよかったか。
彼のところで映画の流れが切れてしまったのが惜しまれる。
音楽に力が入れられ、エンディングの曲が心をとらえた。
映画はホブ・ディラン自体から離れ、
別の像を作り出す。とらえきれないことが
ボブ・ディランの新たな神話を作り出すかのようだ。
メディアが作り出すボブ・ディラン神話を
最も笑い飛ばすのは映画の題名である。
どんなに追いかけようと
I'm Not Thereーー私はそこにはいない。
そしてもう一作品「トゥヤーの結婚」
砂漠化が進む中国内モンゴル自治区西北部の山麓の大草原。
水枯れのために一家を支えるトゥヤーは、ラクダで水汲みをする。
夫は井戸掘りの事故で幼い息子と娘を抱え、牧羊の世話も彼女の肩に。
身体を壊したトゥヤーは離婚し、再婚することを選ぶ。
前夫も一緒に暮らすことを条件に再婚しようと考える。
過酷な生活環境の中でたくましく働くトゥヤーの笑顔、
一途に思いを秘めたまなざしの美しさ。
母を支えようとする息子、
次々に訪れる求婚者をユーモラスに描く。
魅力あふれる映画の登場である。
監督は「月蝕」の王全安。
ヒロインのトゥヤーを演じた、ユー・ナンが素敵だ。
2007年ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞受賞作品。
中国映画としては「紅いコーリャン」以来の快挙にわいた。
金曜日までの一週間限りの上映、お勧めの映画だ。
金子幸代
関連サイト (金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
幸福を紡ぐー戦争と家庭ー
映画を授業で取り上げているので、
先週は映画を十本観た。
そのうちの三本は、フォルツァ総曲輪でのもの。
最初に観たのが『やわらかい手』、
次に試写で6/9から一週間の限定で上映される
『ある愛の風景』、
そして『サラエボの花』である。
三本ともよかったが、中でも戦争と家庭をテーマとした
『ある愛の風景』、『サラエボの花』が心に強く残った。
ここでは来週フォルツァ総曲輪で上映される
デンマーク映画『ある愛の風景』を取り上げたい。
ヒロインのサラを演じたコニー・ニールセンは
デンマーク・アカデミー賞の
最優秀主演女優賞を受賞。
監督は、2006年度のアカデミー賞外国語映画賞に
ノミネートされた『アフター・ウェディング』
も日本で公開されているスザンネ・ビア。
デンマーク軍の一員としてアフガニスタンに
派遣されたミカエルの乗ったヘリコプターが撃墜される。
ついさっき元気な電話を受けた妻のサラは
戦死の報を受けてもその死を受け止めることができない。
喪失感に苛まれるのを救ったのが、
家族中から厄介者扱いされている
ミカエルの弟だった。
その間、ミカエルは一命をとりとめ捕虜になっていた。
必死に冷静に生き抜こうとするが、
仲間を自らの手で殺さなくてはならなくなる。
帰還を果たすものの苦悩し、
心が蝕ばまれていく。
愛に満ち溢れていた家庭が
戦争によっていかに崩壊していくか、
大人だけでなく、幼い娘たちも翻弄されていく。
特に姉娘の多感で繊細な心のひだにわけいる
女性監督ならではの視点が随所に生きている。
9・11以後、武力で世界を治めようと進行する
戦争が愛に満ちた家庭を
いかに押しつぶそうとするかを
妻・親・兄弟そして幼い子供たちの視点から描きだす。
すべての家族の問題として取り上げられている。
多くの人に観てもらいたい映画だ。
なお、スザンネ・ビア監督の最新作
『悲しみが乾くまで』も公開されている。
金子幸代
関連サイト(金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
映画を授業で取り上げているので、
先週は映画を十本観た。
そのうちの三本は、フォルツァ総曲輪でのもの。
最初に観たのが『やわらかい手』、
次に試写で6/9から一週間の限定で上映される
『ある愛の風景』、
そして『サラエボの花』である。
三本ともよかったが、中でも戦争と家庭をテーマとした
『ある愛の風景』、『サラエボの花』が心に強く残った。
ここでは来週フォルツァ総曲輪で上映される
デンマーク映画『ある愛の風景』を取り上げたい。
ヒロインのサラを演じたコニー・ニールセンは
デンマーク・アカデミー賞の
最優秀主演女優賞を受賞。
監督は、2006年度のアカデミー賞外国語映画賞に
ノミネートされた『アフター・ウェディング』
も日本で公開されているスザンネ・ビア。
デンマーク軍の一員としてアフガニスタンに
派遣されたミカエルの乗ったヘリコプターが撃墜される。
ついさっき元気な電話を受けた妻のサラは
戦死の報を受けてもその死を受け止めることができない。
喪失感に苛まれるのを救ったのが、
家族中から厄介者扱いされている
ミカエルの弟だった。
その間、ミカエルは一命をとりとめ捕虜になっていた。
必死に冷静に生き抜こうとするが、
仲間を自らの手で殺さなくてはならなくなる。
帰還を果たすものの苦悩し、
心が蝕ばまれていく。
愛に満ち溢れていた家庭が
戦争によっていかに崩壊していくか、
大人だけでなく、幼い娘たちも翻弄されていく。
特に姉娘の多感で繊細な心のひだにわけいる
女性監督ならではの視点が随所に生きている。
9・11以後、武力で世界を治めようと進行する
戦争が愛に満ちた家庭を
いかに押しつぶそうとするかを
妻・親・兄弟そして幼い子供たちの視点から描きだす。
すべての家族の問題として取り上げられている。
多くの人に観てもらいたい映画だ。
なお、スザンネ・ビア監督の最新作
『悲しみが乾くまで』も公開されている。
金子幸代
関連サイト(金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
この静かな連休中を利用して映画館の裏側を体験しもらおうと企画した
『映画館まるごと体験ワークショップ』に3日3人の方が参加してくれました。


朝のシネマホールの清掃から始まり、映写の仕組みやフィルムの取扱、
チケットカウンターでのお客様との対応、映写、裏方の事務作業として
シアターガイドの会員向け発送作業をしていただきました。
参加いただいた皆さんお疲れ様でした。

今回始めての企画ですが、今後子供向けの体験ワークショップなども
企画したいと思っています。
映画だけでなく、ライブホールでの音響や照明などの体験ワークショップもありですね。
『映画館まるごと体験ワークショップ』に3日3人の方が参加してくれました。


朝のシネマホールの清掃から始まり、映写の仕組みやフィルムの取扱、
チケットカウンターでのお客様との対応、映写、裏方の事務作業として
シアターガイドの会員向け発送作業をしていただきました。
参加いただいた皆さんお疲れ様でした。

今回始めての企画ですが、今後子供向けの体験ワークショップなども
企画したいと思っています。
映画だけでなく、ライブホールでの音響や照明などの体験ワークショップもありですね。
「全然大丈夫」、おもしろい映画です。
って、こんな風に書くと、なにそれ?って言われそうですけど。
憩い系?キャラの荒川良々のために、
書き下ろされたこの映画は、ホントにどこまでも、
ほんわり、のんびり、つまりゆる〜い映画なのです。
とは言え、何にもそこにはメッセージはないのか!というとあながち
そうでもなのです。
いつ頃から、「勝ち組」とか「所得格差」(ちょっと違うかもしれないけど)とか、
KYとか、そういう言葉が蔓延してきたんでしょうね?
この映画は、こういう言葉からはかなり遠い精神構造の方たちばかりが
出てくる映画なのです。
つまり
「しわせな下流生活」だったり「勝たなくても幸せになれる方法」だったり
という生活というか、世界観?というか、そんな言葉がキーワードになるわけです。
いったい何が「全然大丈夫」なのかってのも、わかったようなわからないような、
そんなこととは別に、ばっかだよね、って言いながらも、
笑いながらいつの間にか、心がほぐれて優しくなるような・・・・
「頑張る!」のもいいけど、心が硬くなったり、気持ちがざわついたり
というのが、当たり前になりそうな今の暮らし。
ちょっとここらで、心のマッサージしましょうよ。
新入社員の皆さんや新入生の皆さん!
緊張しっぱなしの4月だったでしょうが、連休前に
ちょっと気持ちをほぐしに来ませんか!
こころのマッサージには、この映画はピッタシ!です!
mm
って、こんな風に書くと、なにそれ?って言われそうですけど。
憩い系?キャラの荒川良々のために、
書き下ろされたこの映画は、ホントにどこまでも、
ほんわり、のんびり、つまりゆる〜い映画なのです。
とは言え、何にもそこにはメッセージはないのか!というとあながち
そうでもなのです。
いつ頃から、「勝ち組」とか「所得格差」(ちょっと違うかもしれないけど)とか、
KYとか、そういう言葉が蔓延してきたんでしょうね?
この映画は、こういう言葉からはかなり遠い精神構造の方たちばかりが
出てくる映画なのです。
つまり
「しわせな下流生活」だったり「勝たなくても幸せになれる方法」だったり
という生活というか、世界観?というか、そんな言葉がキーワードになるわけです。
いったい何が「全然大丈夫」なのかってのも、わかったようなわからないような、
そんなこととは別に、ばっかだよね、って言いながらも、
笑いながらいつの間にか、心がほぐれて優しくなるような・・・・
「頑張る!」のもいいけど、心が硬くなったり、気持ちがざわついたり
というのが、当たり前になりそうな今の暮らし。
ちょっとここらで、心のマッサージしましょうよ。
新入社員の皆さんや新入生の皆さん!
緊張しっぱなしの4月だったでしょうが、連休前に
ちょっと気持ちをほぐしに来ませんか!
こころのマッサージには、この映画はピッタシ!です!
mm
当館のスタッフは、現在4名。
2月までは、4.5名だったけど、いろいろ諸事情があり、
2名が退職、3月にサポーターだったNさんが加わり4名に。
3月は、バイトで日大生のNさん(別人)が来てくれていました。
3月末には、もともと今年の3月までの時限付き?スタッフが
東京に戻りました。
日大生Nさんも、春休み終わって大学に戻りました。
そして、4月からひとり新スタッフが加わり、半分入れ替わりの新年度スタートとなりました。
大学生のNさんといい、新スタッフも23歳と言う若い男子で、
やっぱり若い人がいると、なんだか空気も違うみたい♪
まだまだ若くて、いろんなことが未熟な部分がいっぱいあります。
でも、二人とも、映画大好き、音楽も好き、人と話すのも好き、
というスタッフですので、どうぞこれからもあたたかい目で
見守っていただきたいと思います。
もちろん、「これは・・・・」と思われることがありましたら、
ぜひ忌憚のないご意見などもお願いします。
そういう自分も、年令関係なく、日頃の言動をチェックしていかないと・・・
若いスタッフに「いい年して・・・・」なんて言われないようにしないと。
桜満開のこの季節、桜の潔い咲きっぷり、散りっぷりを見ながら、
ちょっと反省です。
mm
2月までは、4.5名だったけど、いろいろ諸事情があり、
2名が退職、3月にサポーターだったNさんが加わり4名に。
3月は、バイトで日大生のNさん(別人)が来てくれていました。
3月末には、もともと今年の3月までの時限付き?スタッフが
東京に戻りました。
日大生Nさんも、春休み終わって大学に戻りました。
そして、4月からひとり新スタッフが加わり、半分入れ替わりの新年度スタートとなりました。
大学生のNさんといい、新スタッフも23歳と言う若い男子で、
やっぱり若い人がいると、なんだか空気も違うみたい♪
まだまだ若くて、いろんなことが未熟な部分がいっぱいあります。
でも、二人とも、映画大好き、音楽も好き、人と話すのも好き、
というスタッフですので、どうぞこれからもあたたかい目で
見守っていただきたいと思います。
もちろん、「これは・・・・」と思われることがありましたら、
ぜひ忌憚のないご意見などもお願いします。
そういう自分も、年令関係なく、日頃の言動をチェックしていかないと・・・
若いスタッフに「いい年して・・・・」なんて言われないようにしないと。
桜満開のこの季節、桜の潔い咲きっぷり、散りっぷりを見ながら、
ちょっと反省です。
mm

