FC2ブログ
スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。






--⁄--⁄--(--) --:--   スポンサー広告 | | | ↑Top
男が決断する時


「3時10分、決断の時」は、男が泣ける映画というコピーがついています。
男じゃなくても、泣ける映画なのですが、
なんで泣けちゃうのか、っていうと、なかなか説明しにくいですねぇ。

「男の生き様」「男のプライド」とかいう言葉は浮かんできますが、
確かにそれもある、でもまだストンとおなかに落ちてこないのです・・・

それはともあれ、とにかくラッセル・クロウがカッコよすぎ!
聖書を引用し、絵なんかもささっと描いたりするインテリジェンスもありながら、
へまをした仲間に対しても容赦がない冷酷で非情な早撃ちガンマン。

対するクリスチャン・べイルは南北戦争で、優秀な狙撃兵だったにもかかわらず、
足を負傷し、負傷兵へのわずかな補償金をもらって退役させられた。
小さな牧場は借金だらけで、地上げ屋から追い出しを迫られ、
仕舞には嫌がらせの放火をされたりする。
それでも、我慢する父を軽蔑する息子の目や生活苦からいらだつ妻の態度に
じっと耐えながら、なんとかこの苦難を乗り越えようとする、超真面目な男。

極悪人として逮捕されたベン・ウェイドを駅まで護送し、
3時10発のユマの刑務所行きの汽車に乗せれば、200ドルもらえる、
という仕事を引き受けたダン。

その護送中に、全く対極の個性と言える二人は、いつか互いに自分のことを
語り始める。

護送中、途中追いかけてきたダンの息子に、ウェイドは話しかける。
ダンは、ウェイドに息子に話しかけるな、と強く言うが、ウェイドは無視して話をする。
その時、ダンは一瞬それまで見せたことがないような激しい怒りを見せて、ウェイドを威嚇する。
その表情を見たウェイドは「気に入った!」とつぶやく。

耐えて抑えてはいるが、心の底にわだかまる激しい怒りと凶暴な姿を見せたことで、
自分と同じだと感じたのだろうか。

でも、この二人の互いの魂に、何か共鳴しあうものを感じたのは、
もう少し違うのかもしれない。
やりきれない悲しみに満ちた魂を抱えながら
片や冷酷非道に生きることで、
片や息子や妻のためにひたすら耐える自分にも愛想を尽かし、
たった200ドルのために危険を冒してまで、
男としての生き様をみせることでしか
生きる支えを見出せない二人の男・・・・

二人が互いの魂に気づいた時、
それぞれの中に、ある決意が生まれたのかもしれない。

男が決意する瞬間。
それは、誰かに宣言するわけでもなく、静かにしかし激しく訪れる。

この映画の中で、そんな瞬間を描いている。
その瞬間を感じ取った時、やっぱり泣けてしまうのだ。
そして、それは男も女も関係ない。

muro























スポンサーサイト






2009⁄11⁄28(Sat) 18:06   シネマホール | | | ↑Top
シャネル


まずはお詫びから。

シアターガイドで、今日から上映の「ココ・シャネル」の上映終了時間の間違いがありました。
12:20の回の終了時間は14:45が正しいのですが、15:45と1時間長く表記されています。
大変基本的なミスで、皆様にご迷惑をお掛けしました。
掲示板でご指摘いただくことになり、お恥ずかしい限りです。
シアターガイドのスケジュールについては、2名でチェックしていますが、
今回まったく二人ともスルーという不手際となり、今後のチェックの仕方を
見直して行きたいと思います。

さて、映画ですが、
さすがに人気のブランドを作った伝説の女性のお話しなので、
今日も30代~40代の女性が中心で観に来られましたが、
もちろん男性もいらっしゃいます。
男性の方も安心して?観にいらしてくださいね。

個人的な感想なのですが、
いわゆるハイブランドでは、エルメスなどは、大好きなブランドですが、
エルメスは、好きだから、とりあえず買えるお金は持っている、
というだけでは、持てない、着れないな~、という思いがあります。
(あくまでも例ですので、私は買えません!)
つまり、とっても「貴族的」なイメージだし、そのあまりのクオリティの高さに、
バッグだけ、あるいはセーター一枚だけを身につけても、
それ以外のものが同じクオリティでないと、とんでもないファッションになりそう・・・
「貴族的」というのは、そもそも普通の生活そのものが、ハイクオリティであり、
日常的に、そのようなものを身につける、あるいは囲まれた生活の中で、
より美しくなるもの、というイメージなんですよね。
あくまで個人的な思いですが。

「ココ・シャネル」を観て、シャネルも同じハイブランドではあるけれど、
ファッションを通して彼女の目指したファッションは、
そういうものとは少し違う、と感じると思います。

それまでの女性の装いの「お約束」であった、コルセットや長いスカートや、
ごわごわした生地や、あるいはゴテゴテとした飾りのついたドレスから開放し
着心地のいい、動きやすく、それでいてしゃれたファッションを生み出したのは、
もっと強くしなやかに、意志をもった生き方をする女性のためだったということ。

でも、それは男性に負けまいとする肩を怒らせたスタイルでもなく、
あくまで女性としての魅力を発揮するための、愛を込めた願いのような
提案であり、スタイルだったのだと納得できる。

アメリカ人であり、口の周りのしわが若干気になる
シャーリー・マクレーン演じる、名声を得たシャネルが語る言葉は、
かなり辛辣ではあるけれど、「美しく装うこと」は「美しく生きること」と同じであることを、
これ以上はない、と思われる名言で表現しています。

この映画を観て、すぐにシャネルを身に纏うことは無理でも、
その精神だけは肝に銘じて、とりあえず「香水を選べる女」を目指してもいいかも。
そう、シャネルは、そんな風にちゃんと自分の意志と力で生きようとする女性の
大きな味方になりたいというブランドなんですね。

muro












2009⁄11⁄21(Sat) 14:46   シネマホール | | | ↑Top
サンシャインクリーニング


なんだか久しぶりの書き込みです。
『温玉onたいむ』はご覧になりましたか?

おかげさまで800人以上の方にご覧いただき、
面白かった!とおっしゃっていただく方も多く、
スタッフ一同素直に喜んでおります。

観れなかった!今度はいつやるんですか?
というお問合せもありますので、できるだけ近いうちに、再映したいと考えていますが、
まだ具体的な日程は決まっていませんので、決まり次第お伝えしていきますね!

さて、「四川のうた」も今日で終了しましたが、
こんなにいい映画なのに、ちょっと残念な結果だったので、
本当に映画はむずかしい・・・
私なんか、初めて観た時は、最初のおじさんの独白の時から
涙が出てしょうがなかった。
あとさすがに「長江哀歌」ほどではないにしろ、
ジャ・ジャンクーの映像は本当にすばらしい!
画面構成が計算しつくされている感じ。
これぞ映画!というカットは、若くても「巨匠」と呼ぶに相応しいと納得。
それならもっと早く教えてよ!って叱られそうですね・・・スミマセン

さて、そういうことを反省して明日から始まる「サンシャインクリーニング」
これも本当にいい映画なのでぜひ観て欲しい!!

ドジな姉妹が、ひょんなことから始めた事故現場の掃除という仕事。
なるほど、こういう仕事もあるんですね~とびっくりですが、
確かに、悲惨な事故や事件の現場って、いつの間にか、
何事もなかったように復元されているわけで、
当然そこは、誰かが始末したと言うことですよね。

最初は現場に入るなり、オェ~ッとやったりしてた二人も、
次第にプロ意識をもって事業としても成功し始め、
「負け組み」と思っていた自分たちの誇りを取り戻しつつあったが・・・

ストーリーは観てのお楽しみですが、
私が感心したというか、いいよね~と思ったのは、
アラン・アーキン演ずる父親で、シングルマザーの姉の息子にとってはおじいちゃん。
この息子が天才?と変人?の紙一重な子で、
変人と判断する学校の教師にとっては扱いにくいこども。
この孫とおじいちゃんの付き合い方?がとてもすてき。

そういえば、「リトル・ミス・サンシャイン」でも、ダンスの指導をしたのは
アランじいちゃんでしたしね。

まあ、母親のローズもすてきなんですよね。
絶対に子供のいうことを否定しない。この姿勢は見習わねば。
こどもはこうやって愛してあげるもんだよね、と素直にうなづける。
でも、現実はどうだろう?  ついつい「何言ってるの?」って、
オトナ目線で応えてしまいそうだな。

それとあの荒物屋?の片腕の男ウィンストンもいい!
押し付けがましさのない優しさがいいんだよね~。

この映画、単にドタバタコメディと違うのは、
なんてことはない家族に見えても、実はいろんな傷を抱えながら
迷いながらぶきっちょに一生懸命生きる家族の再生物語だっていうこと。

あの、母親と二人が出会うシーンにはきっと誰もが涙するはず。
ほろ苦いけど、人生って捨てたもんじゃないって、思える映画ですぞ。

muro











2009⁄11⁄13(Fri) 20:26   シネマホール | | | ↑Top

| HOME |

プロフィール

forzasogawa

Author:forzasogawa
FC2ブログへようこそ!

最近のコメント

最近のトラックバック

ブログ内検索

リンク

ブロとも申請フォーム

↑Top



Copyright © 2009 フォルツァ総曲輪日記. All Rights Reserved.

 Template by nekonomimige Photo by Encyclorecorder
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。