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男が決断する時


「3時10分、決断の時」は、男が泣ける映画というコピーがついています。
男じゃなくても、泣ける映画なのですが、
なんで泣けちゃうのか、っていうと、なかなか説明しにくいですねぇ。

「男の生き様」「男のプライド」とかいう言葉は浮かんできますが、
確かにそれもある、でもまだストンとおなかに落ちてこないのです・・・

それはともあれ、とにかくラッセル・クロウがカッコよすぎ!
聖書を引用し、絵なんかもささっと描いたりするインテリジェンスもありながら、
へまをした仲間に対しても容赦がない冷酷で非情な早撃ちガンマン。

対するクリスチャン・べイルは南北戦争で、優秀な狙撃兵だったにもかかわらず、
足を負傷し、負傷兵へのわずかな補償金をもらって退役させられた。
小さな牧場は借金だらけで、地上げ屋から追い出しを迫られ、
仕舞には嫌がらせの放火をされたりする。
それでも、我慢する父を軽蔑する息子の目や生活苦からいらだつ妻の態度に
じっと耐えながら、なんとかこの苦難を乗り越えようとする、超真面目な男。

極悪人として逮捕されたベン・ウェイドを駅まで護送し、
3時10発のユマの刑務所行きの汽車に乗せれば、200ドルもらえる、
という仕事を引き受けたダン。

その護送中に、全く対極の個性と言える二人は、いつか互いに自分のことを
語り始める。

護送中、途中追いかけてきたダンの息子に、ウェイドは話しかける。
ダンは、ウェイドに息子に話しかけるな、と強く言うが、ウェイドは無視して話をする。
その時、ダンは一瞬それまで見せたことがないような激しい怒りを見せて、ウェイドを威嚇する。
その表情を見たウェイドは「気に入った!」とつぶやく。

耐えて抑えてはいるが、心の底にわだかまる激しい怒りと凶暴な姿を見せたことで、
自分と同じだと感じたのだろうか。

でも、この二人の互いの魂に、何か共鳴しあうものを感じたのは、
もう少し違うのかもしれない。
やりきれない悲しみに満ちた魂を抱えながら
片や冷酷非道に生きることで、
片や息子や妻のためにひたすら耐える自分にも愛想を尽かし、
たった200ドルのために危険を冒してまで、
男としての生き様をみせることでしか
生きる支えを見出せない二人の男・・・・

二人が互いの魂に気づいた時、
それぞれの中に、ある決意が生まれたのかもしれない。

男が決意する瞬間。
それは、誰かに宣言するわけでもなく、静かにしかし激しく訪れる。

この映画の中で、そんな瞬間を描いている。
その瞬間を感じ取った時、やっぱり泣けてしまうのだ。
そして、それは男も女も関係ない。

muro























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2009⁄11⁄28(Sat) 18:06   シネマホール | | | ↑Top

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