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映画の未来


先日の休みに、久しぶりに富山で映画三昧をしてきました。

「アバター」で3D体験、とっても観たかった「キャピタリズム マネーは踊る」、
そして「空気人形」の3本。

3D体験はまったく初めてでしたが、遊園地のような面白さがあって
あの滑空感?は楽しかったです。
でも、内容は「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」
全部盛り込んでミキサーにかけて、「マトリックス」を加えた、という感じ、かな。
ハリウッド映画の未来はテクノロジーだけ???
ちょっと寂しい感じがしました。

そのあと、たまたま今度上映することを決めた「抵抗 死刑囚の手記より」というの
映画を観て、もうほとんどノックアウトでした。

監督はフランス映画界、いや世界のとも言える孤高の監督(プレスより)
ロベール・ブレッソンの初期の作品ということです。

とても不勉強な私は、名前だけはチラっと聞いたことがある監督ですが、
もちろん作品は一本も観てませんでした。
しかも、今回も積極的に見ようと思ったのではなかったのですが、
とりあえず観なきゃ、と思ってみたものでした。

内容は、1943年のドイツ占領下のフランス、リヨン。ドイツ軍に捕らえられた
フランスの青年将校は、監獄に入れられるが、脱獄を決意する。

こういう内容だと、普通は厳しい看守たちの動きと、
脱獄を企てる青年との動きを交互に追い、ハラハラドキドキの場面の連続、
ということになりそうだが、この映画の中では、とにかくこの青年の独房生活と、
他の囚人たちとの密かなやりとりだけが映し出される。
脱獄するための細かな準備、スプーンを削ってナイフにする、
それを使ってドアの羽目板を少しずつはずす、外に出たときの為のロープ作りなど、
とにかく細かく丁寧に繰り返しその過程を接写で撮りつづける。
観ている私たちも、その計画を一緒に遂行する気分になってくるし、
その青年が感じている緊張感が伝わってくる。

この映画に登場する人たちは、ほぼ全員が俳優ではなく、
いろんな実際の職業を持った人たちだという。
演技をすることを嫌った監督の意図だそうだが、
その試みは成功していると思う。
なぜかと言えば、このタイトルにあるように、
実際にあったことを映像化するということは、
あくまでもリアルな動き、表情が必要なのだと思う。

とにかく、映像、脚本、構成すべての完成度が高く、
さらに観ていて面白い。

60年以上前に制作さたこのモノクロ映画を観て、
映画の未来を考えてしまった。

この作品とさらにフランス映画の巨匠
ジャン=ピエール・メルヴィル監督の「海の沈黙」と
同時上映をします。
時期は4月下旬です。

絶対!絶対!絶対観てください!!

(muro)







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2010⁄01⁄19(Tue) 21:04   シネマホール | | | ↑Top

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