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8月1日「キャタピラー」先行上映&若松監督トークライブ


 8月1日(日)、若松孝二監督を招いて「キャタピラー」先行上映会&トークライブを開催。「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」以来2年ぶりの来富だ。奇しくも8月1日と言えば、この日の未明より翌2日かけて富山大空襲があった日。この日にあわせて先行上映会を企画したわけではなく、全くの偶然。それだけに、「キャタピラー」との不思議な”縁”を感じる。

 今回は、前日の金沢での先行上映会より同行させてもらったのだが、金沢は立見の方が出るくらいの盛況ぶり。その光景を目の当たりにして、おい!おい!これで富山でコケたらどうしよう・・・などと、相当のプレッシャー。
 さて当日はというと、フォルツァ総曲輪での1回あたりの上映における最高来場者数となる140名余りのお客様にお越しいただいた。
 本当に、本当に、もう一丁!本当に、”ありがとうございました!”の言葉しかない。
 そして、改めてこの映画への関心の高さ、若松孝二監督の人気の高さを実感。

トークライブ1

 上映後、質疑応答形式のトークライブは、自らの戦争の心の傷跡を語られる方から戦争を全く知らない若い世代の方まで、多くのお客様から活発に質問の手が挙がり大成功のうちに終了。

トークライブ3

 ご来場いただいた皆さん、また、忙しい中、来ていただいた若松監督、ありがとうございました!


 ところで、2日間の同行の中、個人的にとても印象に残った言葉があった。
 概ね発言の趣旨はこんな感じだ。
 「とにかく、一人でも多くの若い人達に観てもらいたい。そして、ダメなものはダメだ!嫌なものは嫌だ!と、声に出して言ってもらいたい。そんなふうに自分の意思をハッキリ言えるのは若いうちだけだから。大人になると、社会や組織のしがらみの中で思ってる事もなかなか言えなくてなってしまうものだ・・・」

 疾走する時代と並走し、暴力とエロスでその時代の時々の”今”に殴りかかり、自分さえも傷つけてしまう危うさをもった作品を撮っていた頃とは違い、「17歳の風景 少年は何を見たのか」「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」、そして「キャタピラー」とここ最近の3作を観ると、若松監督は、自身が生きた”過去”を振り返り、見過ごしてきた事、目を背けてきた事実に対してきっちり落し前(笑)をつけようとしているんじゃないだろうか?そんな個人的感想を持ってしまうのだ。
 そして、そこには、おのづと「ダメなものダメだ!嫌なものは嫌だ!」とハッキリもの言う若松監督自身が見え隠れする。

 社会と接しながら、自分を貫き通すなんてことは誰もが出来ることではないだろう。しかし、それをやり続ける若松孝二という人物は、やはりそういう天命を授かった選ばれし男なのかもしれない。

 「映画は志があれば誰でも撮れる。」若松監督の口ぐせだ。12日間15名のスタッフが、演者共々それこそ身を削るような思いと熱い志で撮り上げたこの作品を、是非ご覧いただきたい。
 
 最後に余談だが、2日間の短い時間ではあったが、硬軟織り交ぜいろいろな話しを若松監督とすることができた。その中で、一番笑ったのは、若松監督はゴルフが得意で、「おくりびと」の滝田洋二郎監督とゴルフ仲間だということだ。
 ん~、想像できん!若松孝二のゴルフ姿(笑)



 
 
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2010⁄08⁄06(Fri) 16:53   未分類 | | | ↑Top

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