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映画月間!!その5「生きてるものはいないのか」


今月5本目、当館でも絶賛上映中!!
なぜかエンドロールが終わった後にお客様方が席を立つのが遅いこの作品…

「生きてるものはいないのか」
監督:石井岳龍

ある大学病院が併設された大学キャンパス。
原因不明に次々と人が死んでいく―
石井岳龍(聰亙改め)監督が10年ぶりに長編のメガホンを取った、衝撃作だ。

皆一様に、自分の身に何が起こっているかはわからないまま、
痛いとか苦しいとか、お尻から何かが出てる!とか言いながら、
死んでいくわけだが、その原因については最後まで触れられることはない。
原作の同名舞台はこの映画でも脚本を務めた前田司郎(五反田団)が
演出していたが、前田はこの作品で、「演劇界の芥川賞」と呼ばれる
岸田國士戯曲賞を受賞した。

周りの人が次々死んでいく、という状況は異常だ。
そのため、この作品は「不条理」とか「パンク」などと称されることがあるようだが、
そうではない気がする。

京都でこの「生きてるものはいないのか」の原作舞台の後、
アフタートークショーがあった。
前田司郎や、他に何人かの演出家がいたように思うが、
前田は至極当たり前なことを描いた、というようなことを話していた。

人は誰でもいつかは死んでいくもので、
ただそのことを我々が忘れすぎてしまっているだけなのかもしれない。

ikiteru_main.jpg
2/18(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開
(C)DRAGON MOUNTAIN LLC.

ikiteru_sub4.jpg

我々は「害虫」と呼んで虫を殺したり、動物を殺して食べて生きている。
その虫や動物が殺されるとき、きっとなんだか分かってないまま死んでいっているはずだ。
だとしたら、人が次々死んでいくことだって当たり前なことで、
原因が分かるとか分からないとかで、この作品の状況を「不条理」と言ってしまうのは、
傲慢なのかもしれない。
(「なんだか分かってないまま死んでいっている」と言う私が傲慢なんだろうか?)

あんな風に急に死にたくはないけれど、誰でもいつかは死んでいかなければいけない。
エンドロールが終わって、席を立つのがものすごく億劫で、
(つまらない、とか、疲れたということではなく)
簡単にその世界から抜け出してこれない、凄い映画だった。

「飯田あさと」「津田翔志朗」という2人の役者は、
プロフィールとしては「神戸芸術工科大学在学中」以外、特筆されていない。
石井監督が教鞭をとる大学の学生だ。
おそらくプロの役者としての経験はないのではないかと思うが、
この両名はいい空気を持っていたように感じた。

渋川清彦という俳優が出演していたが、映画「ゴールデンスランバー」で、
むちゃくちゃいい奴かつドラマのカギを握る役を好演して以来、
ずいぶん出演が増えているようだ。
あれはハチャメチャでいい映画だったなぁ、と「ゴールデンスランバー」を思い出した。

主演の染谷は「ヒミズ」と違って、始終テンションが低い役柄だったが、
もう染谷の空気を確立していて、雰囲気があった。
劇中誰にも一度も呼ばれないが「ケイスケ」という役名らしい。
どうでもよいけど、自分と同じ名前だ!とちょっと嬉しくなり、自分のミーハーさ加減を実感した・・・
この映画の公開期間、やたら白いシャツばっかり着て出勤してます。

当館で、6/15(金)まで、1日1回17:15~上映しています!
お見逃しなく!!


K介
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2012⁄06⁄12(Tue) 16:33   未分類 | | | ↑Top

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