大人気の「百万円と苦虫女」が昨日で終了しましたが、
本当にたくさんの方が観に来てくださいました!
特に、10代から20代、30代の方が多かったと言うのが第一印象。
大学生の方も多かったですね。しかも県外から観に来てくれていて。
やっぱりねぇ、蒼井優ちゃんの人気はすごいです。
パンフ、エコバックはほぼ完売(パンフはまだ2冊残っていますので、
欲しい方はおっしゃってくださいね!)
ポスターもご要望が多かったのですが、
両面テープで貼ったりしたのは破れがひどいので、結局1枚のみ。
とにかく最近は20代〜30代のお客様が本当に増えています。
ありがたいことです。合掌
そんな今日この頃ですが、
なんと今日から始まった「赤い風船/白い馬」を観に来てくれたのは
中学生の男子。「チェブラーシカ」も引き続き観てくれて。
「赤い風船・・・」の感想を聞くと、「鳥肌たった」だそうです!
う〜〜ん、この年令にして映画の真髄を理解してる!すごい!
と思っていましたら、またまた中学生の方からメールをいただきました。
「百万円と苦虫女」は2回も観てくれたそう!
サンキュ!!
そしてリクエストは瀬尾まいこさん原作の「天国はまだ遠く」をいただきました。
http://www.tenmada.com/
最近の若い人は映画館で映画を観なくなった、とよく言われます。
確かに、そうだと思いますが、映画館で映画を観なくなったのは
若い人に限らないですよね。
私は、むしろ映画を(特に日本の映画)を支持してくれているのは
圧倒的に20代から30代の方たちじゃないか、と感じる今日この頃。
人気コミックや小説の映画化というのも、人気の秘密でしょうけど。
それにしても!
友達や恋人と映画を一緒に観て、そのあとの話がはずんだり、盛り上がったり
なんてことがあったら、ホントにうれしいです。
日本映画だけじゃなく、今後洋モノにもご注目!
その意味で、先日試写で見た「BOY A」は、出色です。
http://www.boy-a.jp/
イギリス映画らしい、骨太でしかも瑞々しく痛々しさいっぱいの映画。
主演のアンドリュー・ガーフィールドは、絶対ブレイク間違いなしですよ。
「大いなる陰謀」に出ていたらしいのですが、残念ながら観ていなかったので、
さっそく観てみよう!
muro
本当にたくさんの方が観に来てくださいました!
特に、10代から20代、30代の方が多かったと言うのが第一印象。
大学生の方も多かったですね。しかも県外から観に来てくれていて。
やっぱりねぇ、蒼井優ちゃんの人気はすごいです。
パンフ、エコバックはほぼ完売(パンフはまだ2冊残っていますので、
欲しい方はおっしゃってくださいね!)
ポスターもご要望が多かったのですが、
両面テープで貼ったりしたのは破れがひどいので、結局1枚のみ。
とにかく最近は20代〜30代のお客様が本当に増えています。
ありがたいことです。合掌
そんな今日この頃ですが、
なんと今日から始まった「赤い風船/白い馬」を観に来てくれたのは
中学生の男子。「チェブラーシカ」も引き続き観てくれて。
「赤い風船・・・」の感想を聞くと、「鳥肌たった」だそうです!
う〜〜ん、この年令にして映画の真髄を理解してる!すごい!
と思っていましたら、またまた中学生の方からメールをいただきました。
「百万円と苦虫女」は2回も観てくれたそう!
サンキュ!!
そしてリクエストは瀬尾まいこさん原作の「天国はまだ遠く」をいただきました。
http://www.tenmada.com/
最近の若い人は映画館で映画を観なくなった、とよく言われます。
確かに、そうだと思いますが、映画館で映画を観なくなったのは
若い人に限らないですよね。
私は、むしろ映画を(特に日本の映画)を支持してくれているのは
圧倒的に20代から30代の方たちじゃないか、と感じる今日この頃。
人気コミックや小説の映画化というのも、人気の秘密でしょうけど。
それにしても!
友達や恋人と映画を一緒に観て、そのあとの話がはずんだり、盛り上がったり
なんてことがあったら、ホントにうれしいです。
日本映画だけじゃなく、今後洋モノにもご注目!
その意味で、先日試写で見た「BOY A」は、出色です。
http://www.boy-a.jp/
イギリス映画らしい、骨太でしかも瑞々しく痛々しさいっぱいの映画。
主演のアンドリュー・ガーフィールドは、絶対ブレイク間違いなしですよ。
「大いなる陰謀」に出ていたらしいのですが、残念ながら観ていなかったので、
さっそく観てみよう!
muro
今、劇場では「百万円と苦虫女」が絶賛好評人気上映中ですが、
実を言うとこの映画、スタッフである僕はまだ見ていないのです…
試写というタイミングを逃してしまったもので…
試写を見逃してしまうと、映画館スタッフは上映中の映画を観る機会が
あまりありません。というか、上映が始まれば観る気が萎えてしまいます。
なぜなら映写室の窓から上映終了時にオチを観てしまうからです。
今回の「百万円と苦虫女」もそのケースになってしまいました。
まだ観てもいないのに、最後の10分間の映像と音楽は
しっかりと頭にインプットされているのです。
映画を愛する人間にとって、観ては楽しみがなくなってしまうのに、
一番いいシーンを観てしまう状況は、拷問に近いものがあります。
しかし、です。
今回、「百万円と苦虫女」にはまた異例の事態が生じています。
それは、「蒼井優が憎らしくかわいい」ということです。
いや、かわいいというか綺麗というか個性というか…
蒼井優を知っている方々なら分かるはず、
あのスーパーナチュラルな演技、蒼井優という女優ならではの演技の
返し方、そこでそう来るか!!と観客をうまく裏切ってくれるセリフ回しが
観客としての僕の心をつかんで離しません。
ここまで書くと自分が変態のようですね(笑)
とにかく「百万円と苦虫女」は蒼井優の映画なのです。
ストーリーなどそっちのけ、
森山未来などそっちのけ(ファンの人すみません)、
タナダユキなどそっちのけ、
原田郁子の歌はそっちのけにはできないほど印象に残りますが…
この映画は蒼井優だからこそ、話題性がある映画なんだと思います。
要するに僕が言いたいのは、
この「百万円と苦虫女」は蒼井優の演技を観るだけで価値がある映画だと
いうことです。
ストーリーも、監督の演出も、森山君の演技も素晴らしいでしょう。
でも、僕は蒼井優を観ようと思います。
そして期待をうまく裏切られたいなと思います。
もしも、今週中に観る暇があれば…
ryuzo
9月21日のライブにお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。
出演者、スタッフ、関係者のみなさん、お疲れさまでした。
自分が企画したとはいえ、みんなが支えてくれて、
協力してくれたおかげで無事終了しました。
イベントをするたびに思うこと。
“人と人とのつながり”
このつながりが毎回広がって大きくなります。
思いがけない不思議な縁があって、
またそこからつながって、広がって、
この人がいなかったら、このタイミングじゃなかったら、この場所じゃなかったら、
すべての要素が重なって、
キセキ=つながり
がおきるのだと思います。
このつながりを大事にしていきたい。
そして、大事に思ってくれる人には、
いつでも力になりたい。
今回の企画を通して、そんなことを再認識しました。
さて、明日から「百万円と苦虫女」と「接吻」が上映されます。
「百万円と苦虫女」好きな映画です。
特にラストシーンは満点の出来かと。。。
みなさんの目でお確かめください。
(H)
出演者、スタッフ、関係者のみなさん、お疲れさまでした。
自分が企画したとはいえ、みんなが支えてくれて、
協力してくれたおかげで無事終了しました。
イベントをするたびに思うこと。
“人と人とのつながり”
このつながりが毎回広がって大きくなります。
思いがけない不思議な縁があって、
またそこからつながって、広がって、
この人がいなかったら、このタイミングじゃなかったら、この場所じゃなかったら、
すべての要素が重なって、
キセキ=つながり
がおきるのだと思います。
このつながりを大事にしていきたい。
そして、大事に思ってくれる人には、
いつでも力になりたい。
今回の企画を通して、そんなことを再認識しました。
さて、明日から「百万円と苦虫女」と「接吻」が上映されます。
「百万円と苦虫女」好きな映画です。
特にラストシーンは満点の出来かと。。。
みなさんの目でお確かめください。
(H)
8月の企画も一応終了し、夏の終わりを感じる今日この頃・・・・
それにしても残暑は厳しいし、ゲリラ豪雨はすごいし。
これからは台風の季節。ちょっと怖い感じ。
8月後半の企画「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」関連の
トークイベントは、ちょっと(かなり)さびしい参加でしたが、
お話しは面白かったですね〜。
さすが、八木さんの博識というか、見識の深さ、広さには敬服します。
河本さんの「作品の持つ力」についてのエピソードも面白かった!
参加された方からも質問や感想など聞いたのですが、
ヘンリー・ダーガーについてなんらかの思いや疑問などを持っておられる方が
多かったようですね。
こういう企画、今後違う形で展開できたらと、もくろんでおります。
レイトショウも、告知方法など課題は残りましたが、
観に来て下さった方が、とにかく喜んでいただくことが大事。
サポーターの方たちも一生懸命お手伝いいただきました。
感謝です。
さて、先日久しぶりに東京に行き、試写2本、劇場で2本
丸一日映画漬けになっていました。
試写は北野武監督の新作「アキレスと亀」
これは残念ながらシネコンでの上映になりました。
作品としては、おそらく賛否両論、好き嫌いがはっきり分かれるだろうな。
みなさん、ぜひ観てくださいね。
私自身は結構笑えたし、北野監督の懐の深さ(一歩間違えば、という部分も含めて)
すごいな〜と思いました。
試写「未来を写した子供たち」ドキュメンタリー
インドの売春窟に生まれ育ったこどもたちに何とか希望の光を、と
写真家であるザナ・ブリスキが、こども達のために写真教室を開く。
カメラを持った子どもたちの生き生きとした表情や、その写真のすばらしさ。
支援資金を集めるために開いたニューヨークでの作品展は大成功し、
地元インドでも開催されることに・・・
奮闘するザナの姿や、きれいごとばかりだけではないその後のこと。
現実はより厳しいけど、やっぱりこどもの目は輝いていて欲しい。
できれば上映したいと思っています。
そのときは、やっぱりこどもと写真の企画もできたらいいな〜。
あとは「この自由な世界で」
バリバリ社会派監督ケン・ローチの新作は、アンジーという
相当なアダ花ヒロインの設定で、より現実感あふれる力強い作品になってます。
期待してください!
「画家と庭師とカンパーニュ」は、ある意味大人の映画です。
都会暮らしで自由に生きる画家と、田舎で移民の妻と苦労しながら
慎ましく、でも幸福に暮らして来た庭師。
実は同級生だった二人が再会し、悪ガキだったことを思い出しながら
語る会話は、ユーモアに包まれながらもなんと深いことか。
フランス映画だよね。
とにかく何度も観たくなる映画かも。
この2作品は、年明けの上映になりそうです(泣
どちらもフィルムが少なく、「画家と・・・」などは好評なので
ル・シネマで10月に再映も決まったというほど。
でも、その前にかわいいフランス映画「ベティの小さな秘密」は
11月上映しますので、こちもぜひ観て下さい!
mm
それにしても残暑は厳しいし、ゲリラ豪雨はすごいし。
これからは台風の季節。ちょっと怖い感じ。
8月後半の企画「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」関連の
トークイベントは、ちょっと(かなり)さびしい参加でしたが、
お話しは面白かったですね〜。
さすが、八木さんの博識というか、見識の深さ、広さには敬服します。
河本さんの「作品の持つ力」についてのエピソードも面白かった!
参加された方からも質問や感想など聞いたのですが、
ヘンリー・ダーガーについてなんらかの思いや疑問などを持っておられる方が
多かったようですね。
こういう企画、今後違う形で展開できたらと、もくろんでおります。
レイトショウも、告知方法など課題は残りましたが、
観に来て下さった方が、とにかく喜んでいただくことが大事。
サポーターの方たちも一生懸命お手伝いいただきました。
感謝です。
さて、先日久しぶりに東京に行き、試写2本、劇場で2本
丸一日映画漬けになっていました。
試写は北野武監督の新作「アキレスと亀」
これは残念ながらシネコンでの上映になりました。
作品としては、おそらく賛否両論、好き嫌いがはっきり分かれるだろうな。
みなさん、ぜひ観てくださいね。
私自身は結構笑えたし、北野監督の懐の深さ(一歩間違えば、という部分も含めて)
すごいな〜と思いました。
試写「未来を写した子供たち」ドキュメンタリー
インドの売春窟に生まれ育ったこどもたちに何とか希望の光を、と
写真家であるザナ・ブリスキが、こども達のために写真教室を開く。
カメラを持った子どもたちの生き生きとした表情や、その写真のすばらしさ。
支援資金を集めるために開いたニューヨークでの作品展は大成功し、
地元インドでも開催されることに・・・
奮闘するザナの姿や、きれいごとばかりだけではないその後のこと。
現実はより厳しいけど、やっぱりこどもの目は輝いていて欲しい。
できれば上映したいと思っています。
そのときは、やっぱりこどもと写真の企画もできたらいいな〜。
あとは「この自由な世界で」
バリバリ社会派監督ケン・ローチの新作は、アンジーという
相当なアダ花ヒロインの設定で、より現実感あふれる力強い作品になってます。
期待してください!
「画家と庭師とカンパーニュ」は、ある意味大人の映画です。
都会暮らしで自由に生きる画家と、田舎で移民の妻と苦労しながら
慎ましく、でも幸福に暮らして来た庭師。
実は同級生だった二人が再会し、悪ガキだったことを思い出しながら
語る会話は、ユーモアに包まれながらもなんと深いことか。
フランス映画だよね。
とにかく何度も観たくなる映画かも。
この2作品は、年明けの上映になりそうです(泣
どちらもフィルムが少なく、「画家と・・・」などは好評なので
ル・シネマで10月に再映も決まったというほど。
でも、その前にかわいいフランス映画「ベティの小さな秘密」は
11月上映しますので、こちもぜひ観て下さい!
mm
企画盛りだくさんの夏、フォルツァまるごと探検&体験WS,
そしてドキュメンタリー特集関連のトーク、フラメンコミニライブなど、
前半がなんとか一段落。
フォツァまるごと探検&体験ワークショップでは4組11人の参加者でした。

映写やライブの体験で、こどもたちも目をきらきらさせて話を聞いてくれてました。
一緒に参加されたお父さん、お母さんも「自分が興味があったから」と
子供さんを誘って参加していただいたようです。

「おいしいコーヒーの真実」のあとのトークもフェアトレードコーヒーとケーキを
いただきながら。やっぱりみんな映画を観た後って、話はしたいんですよね。

「ジプシー・キャラバン」でのADELANTE!の皆さんによるフラメンコミニライブも
映画に負けないくらい熱がこもってました!

9日の「パレスチナ1948・NAKBA」では、
藤屋リカさんのお話しで、パレスチナ難民の問題の根深さ、
むずかしさを実感。
でも、現地の方たちのたくましい暮らしぶりをお聞きすると、
勇気もわいてきます。
さて、これから「マナツノヨルノフォルツァ」レイトショー、
「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」のトークイベントもあります。
まだまだ熱い夏は続きますが、フォルツァ総曲輪で、
夏の夕べをお楽しみください!
そしてドキュメンタリー特集関連のトーク、フラメンコミニライブなど、
前半がなんとか一段落。
フォツァまるごと探検&体験ワークショップでは4組11人の参加者でした。

映写やライブの体験で、こどもたちも目をきらきらさせて話を聞いてくれてました。
一緒に参加されたお父さん、お母さんも「自分が興味があったから」と
子供さんを誘って参加していただいたようです。

「おいしいコーヒーの真実」のあとのトークもフェアトレードコーヒーとケーキを
いただきながら。やっぱりみんな映画を観た後って、話はしたいんですよね。

「ジプシー・キャラバン」でのADELANTE!の皆さんによるフラメンコミニライブも
映画に負けないくらい熱がこもってました!

9日の「パレスチナ1948・NAKBA」では、
藤屋リカさんのお話しで、パレスチナ難民の問題の根深さ、
むずかしさを実感。
でも、現地の方たちのたくましい暮らしぶりをお聞きすると、
勇気もわいてきます。
さて、これから「マナツノヨルノフォルツァ」レイトショー、
「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」のトークイベントもあります。
まだまだ熱い夏は続きますが、フォルツァ総曲輪で、
夏の夕べをお楽しみください!
ワクワク街中ウオッチング
本日はゼミ生16名と一緒に市民プラザに集合。
総曲輪にある今井古書店を訪問。
富山の街中でがんばる貴重な古書店だ。
絶版の岩波文庫もここにある。
『映画が若かった頃』も置いてあり、映画関係もおもしろい。
文学関係も充実し、美術など思わぬ掘り出しものがあるのでお勧めの古書店。
そして、本日のメインは学生とともに
フォルツァ総曲輪での映画鑑賞である。
ボブ・ディランへのオマージュ的作品
「アイム・ノット・ゼア」
「風に吹かれて」など
1960年代のフォーク界を代表し、
多くのアーティストに多大なる影響を与えた詩人・
無法者・映画スター・革命家・放浪者・ロックスター、
いくつもの顔をもつボブ・ディラン。
映画では、ボブ・ディランの多面性を6人の俳優が演じる。
ケイト・ブランシェット、クリスチャン・ベイル、
ヒース・レジャー、マーカス・カール・フランクリン、
ベン・ウィショー、リチャード・ギア。
六人の中でもケイト・ブランシェットがいい。
リチャード・ギアはいなくてもよかったか。
彼のところで映画の流れが切れてしまったのが惜しまれる。
音楽に力が入れられ、エンディングの曲が心をとらえた。
映画はホブ・ディラン自体から離れ、
別の像を作り出す。とらえきれないことが
ボブ・ディランの新たな神話を作り出すかのようだ。
メディアが作り出すボブ・ディラン神話を
最も笑い飛ばすのは映画の題名である。
どんなに追いかけようと
I'm Not Thereーー私はそこにはいない。
そしてもう一作品「トゥヤーの結婚」
砂漠化が進む中国内モンゴル自治区西北部の山麓の大草原。
水枯れのために一家を支えるトゥヤーは、ラクダで水汲みをする。
夫は井戸掘りの事故で幼い息子と娘を抱え、牧羊の世話も彼女の肩に。
身体を壊したトゥヤーは離婚し、再婚することを選ぶ。
前夫も一緒に暮らすことを条件に再婚しようと考える。
過酷な生活環境の中でたくましく働くトゥヤーの笑顔、
一途に思いを秘めたまなざしの美しさ。
母を支えようとする息子、
次々に訪れる求婚者をユーモラスに描く。
魅力あふれる映画の登場である。
監督は「月蝕」の王全安。
ヒロインのトゥヤーを演じた、ユー・ナンが素敵だ。
2007年ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞受賞作品。
中国映画としては「紅いコーリャン」以来の快挙にわいた。
金曜日までの一週間限りの上映、お勧めの映画だ。
金子幸代
関連サイト (金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
本日はゼミ生16名と一緒に市民プラザに集合。
総曲輪にある今井古書店を訪問。
富山の街中でがんばる貴重な古書店だ。
絶版の岩波文庫もここにある。
『映画が若かった頃』も置いてあり、映画関係もおもしろい。
文学関係も充実し、美術など思わぬ掘り出しものがあるのでお勧めの古書店。
そして、本日のメインは学生とともに
フォルツァ総曲輪での映画鑑賞である。
ボブ・ディランへのオマージュ的作品
「アイム・ノット・ゼア」
「風に吹かれて」など
1960年代のフォーク界を代表し、
多くのアーティストに多大なる影響を与えた詩人・
無法者・映画スター・革命家・放浪者・ロックスター、
いくつもの顔をもつボブ・ディラン。
映画では、ボブ・ディランの多面性を6人の俳優が演じる。
ケイト・ブランシェット、クリスチャン・ベイル、
ヒース・レジャー、マーカス・カール・フランクリン、
ベン・ウィショー、リチャード・ギア。
六人の中でもケイト・ブランシェットがいい。
リチャード・ギアはいなくてもよかったか。
彼のところで映画の流れが切れてしまったのが惜しまれる。
音楽に力が入れられ、エンディングの曲が心をとらえた。
映画はホブ・ディラン自体から離れ、
別の像を作り出す。とらえきれないことが
ボブ・ディランの新たな神話を作り出すかのようだ。
メディアが作り出すボブ・ディラン神話を
最も笑い飛ばすのは映画の題名である。
どんなに追いかけようと
I'm Not Thereーー私はそこにはいない。
そしてもう一作品「トゥヤーの結婚」
砂漠化が進む中国内モンゴル自治区西北部の山麓の大草原。
水枯れのために一家を支えるトゥヤーは、ラクダで水汲みをする。
夫は井戸掘りの事故で幼い息子と娘を抱え、牧羊の世話も彼女の肩に。
身体を壊したトゥヤーは離婚し、再婚することを選ぶ。
前夫も一緒に暮らすことを条件に再婚しようと考える。
過酷な生活環境の中でたくましく働くトゥヤーの笑顔、
一途に思いを秘めたまなざしの美しさ。
母を支えようとする息子、
次々に訪れる求婚者をユーモラスに描く。
魅力あふれる映画の登場である。
監督は「月蝕」の王全安。
ヒロインのトゥヤーを演じた、ユー・ナンが素敵だ。
2007年ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞受賞作品。
中国映画としては「紅いコーリャン」以来の快挙にわいた。
金曜日までの一週間限りの上映、お勧めの映画だ。
金子幸代
関連サイト (金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
「トゥヤーの結婚」のヒロイン、トゥヤーは本当に働きもんだ。
それもハンパじゃなく。
だって、毎日往復30キロかかって水汲みに行き、
羊の放牧だって、おそらくは何キロ、何十キロは離れたところまで行っているはず。
その上、幼い二人の子供、そして事故で下半身が不自由になり
働けなくなった夫を抱えて。
普通だったら、夫がそうなった時にすでにめげてしまって、
途方にくれ逃げ出してしまうところだと思う。
でも、トゥヤーはめげない、ひがまない、文句を言わない、
そしてなんとキレイなことだろう。
そんなトゥヤーは誰からも頼りにされて、
隣人(と言っても何キロも離れた)のセンゲーは、
浮気性の嫁に振り回されては、飲んでつぶれて、
トゥヤーの世話になってる。
トゥヤーの体がボロボロになるのを見かねて、
夫のバータルは離婚したいという。
でも、トゥヤーが裁判所に申し出た離婚の条件は
再婚するときは元夫も養ってくれること。
ありえないでしょ!!
と思うことも、自分だけが幸せになるわけには行かない!
というひたすらまっすぐな想いだけ。
トゥヤーを妻にしたいと思っていた同級生のボロルが
再婚を申し出るが、バータルを施設に入れてしまう。
孤独に耐えられなくなったバータルが、自ら命を絶とうとしたときの
トゥヤーの言葉は、本当に胸を打つ。
この強さは、アジアの女の強さのような気がする。
これぞ、アジアンビューティなのだ!
(でも、アジアの女としての自分はどうかと言われればちょっとひるむけど)
それにしても、中国内モンゴル自治区(つまりモンゴルとは違うのです)の
人が暮らしていくには、あまりにも苛酷な環境。
そして、ここにも地球温暖化の影響は徐々に現れていて、
ますますトゥヤーたちの暮らしを脅かす。
極端に少ない雨量、そのために井戸は枯れ、
羊たちの食料となる牧草も育たず、
羊の出産も数年に一度になっているという。
じわじわと砂漠化していくこの土地に行きるトゥヤー。
トゥヤーとはモンゴル語で『ひかり』という意味だと言う。
単に苦労ばかりの女の物語ではなく、
さらりとユーモアも交えて、
心の中に大地をふきわたる草原のちょっぴり冷たいけど
さわやかで、心にしみる風のような映画だと思う。
監督が母を重ねたと言うヒロインが描くものは、
この荒地に大きな愛で光を与えている
一人のたくましくも美しい女の生に違いない。
mm
それもハンパじゃなく。
だって、毎日往復30キロかかって水汲みに行き、
羊の放牧だって、おそらくは何キロ、何十キロは離れたところまで行っているはず。
その上、幼い二人の子供、そして事故で下半身が不自由になり
働けなくなった夫を抱えて。
普通だったら、夫がそうなった時にすでにめげてしまって、
途方にくれ逃げ出してしまうところだと思う。
でも、トゥヤーはめげない、ひがまない、文句を言わない、
そしてなんとキレイなことだろう。
そんなトゥヤーは誰からも頼りにされて、
隣人(と言っても何キロも離れた)のセンゲーは、
浮気性の嫁に振り回されては、飲んでつぶれて、
トゥヤーの世話になってる。
トゥヤーの体がボロボロになるのを見かねて、
夫のバータルは離婚したいという。
でも、トゥヤーが裁判所に申し出た離婚の条件は
再婚するときは元夫も養ってくれること。
ありえないでしょ!!
と思うことも、自分だけが幸せになるわけには行かない!
というひたすらまっすぐな想いだけ。
トゥヤーを妻にしたいと思っていた同級生のボロルが
再婚を申し出るが、バータルを施設に入れてしまう。
孤独に耐えられなくなったバータルが、自ら命を絶とうとしたときの
トゥヤーの言葉は、本当に胸を打つ。
この強さは、アジアの女の強さのような気がする。
これぞ、アジアンビューティなのだ!
(でも、アジアの女としての自分はどうかと言われればちょっとひるむけど)
それにしても、中国内モンゴル自治区(つまりモンゴルとは違うのです)の
人が暮らしていくには、あまりにも苛酷な環境。
そして、ここにも地球温暖化の影響は徐々に現れていて、
ますますトゥヤーたちの暮らしを脅かす。
極端に少ない雨量、そのために井戸は枯れ、
羊たちの食料となる牧草も育たず、
羊の出産も数年に一度になっているという。
じわじわと砂漠化していくこの土地に行きるトゥヤー。
トゥヤーとはモンゴル語で『ひかり』という意味だと言う。
単に苦労ばかりの女の物語ではなく、
さらりとユーモアも交えて、
心の中に大地をふきわたる草原のちょっぴり冷たいけど
さわやかで、心にしみる風のような映画だと思う。
監督が母を重ねたと言うヒロインが描くものは、
この荒地に大きな愛で光を与えている
一人のたくましくも美しい女の生に違いない。
mm
あっという間に7月も半ば。
なんと月日のたつのは早いこと。
シアターガイドを毎回追われるように作っていて、
やっと7・8月分が出来上がったと思ったら、もう9・10月分の準備に入らないと・・・
とはいうものの、この夏は本当にもう盛り盛りだくさんのイベント企画。
ドキュメンタリー特集5本のうち
「おいしいコーヒーの真実」→トーク&フェアトレードフェア
「ジプシー・キャラバン」→フラメンコミニライブ
「パレスチナ1948・NAKBA」→トーク
「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」→トーク
「ファヴェーラの丘」だけ特になし・・・でも、本当はヒップホップのライブなんか
できればいいなぁ、なんて考えていましたが、さすがに毎度毎度はちょっとしんどい。
それぞれに面白くて、え〜〜そうだったの?とか、う〜〜ん、そうなのか・・・
というようなお話やら内容です。
「おいしいコーヒーの真実」のコーヒー飲みながらの企画以外は、
映画をご覧になればもれなくトークつきですので、
ぜひトークもご参加ください!
あと夏休みのこどものためフォルツァまるごと探検&体験ワークショップも企画してますので、
これは、スタッフにとっても始めての体験なので、ワクワクドキドキ
なのですが、映画館やライブホールの裏側の探検や、ちょっとだけ仕事の体験など
なかなか普通はできない企画だと自負しております。
良い子のみなさん、ぜひフォルツァをまるごと体験してくださいね!
そして、今回はサポーターの皆さんセレクトの映画が登場する
「マナツノヨルノフォルツァ」レイトショウ!!
女の子目線で選んだ珠玉の名作ぞろいです!
「ジョゼと虎と魚たち」以外の2本は富山初公開というのもすてきです。
暑い夏を乗り越えるのは、やっぱり映画を観て感動すること!
これが一番ですよ! みなさん!
なんと月日のたつのは早いこと。
シアターガイドを毎回追われるように作っていて、
やっと7・8月分が出来上がったと思ったら、もう9・10月分の準備に入らないと・・・
とはいうものの、この夏は本当にもう盛り盛りだくさんのイベント企画。
ドキュメンタリー特集5本のうち
「おいしいコーヒーの真実」→トーク&フェアトレードフェア
「ジプシー・キャラバン」→フラメンコミニライブ
「パレスチナ1948・NAKBA」→トーク
「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」→トーク
「ファヴェーラの丘」だけ特になし・・・でも、本当はヒップホップのライブなんか
できればいいなぁ、なんて考えていましたが、さすがに毎度毎度はちょっとしんどい。
それぞれに面白くて、え〜〜そうだったの?とか、う〜〜ん、そうなのか・・・
というようなお話やら内容です。
「おいしいコーヒーの真実」のコーヒー飲みながらの企画以外は、
映画をご覧になればもれなくトークつきですので、
ぜひトークもご参加ください!
あと夏休みのこどものためフォルツァまるごと探検&体験ワークショップも企画してますので、
これは、スタッフにとっても始めての体験なので、ワクワクドキドキ
なのですが、映画館やライブホールの裏側の探検や、ちょっとだけ仕事の体験など
なかなか普通はできない企画だと自負しております。
良い子のみなさん、ぜひフォルツァをまるごと体験してくださいね!
そして、今回はサポーターの皆さんセレクトの映画が登場する
「マナツノヨルノフォルツァ」レイトショウ!!
女の子目線で選んだ珠玉の名作ぞろいです!
「ジョゼと虎と魚たち」以外の2本は富山初公開というのもすてきです。
暑い夏を乗り越えるのは、やっぱり映画を観て感動すること!
これが一番ですよ! みなさん!
幸福を紡ぐー戦争と家庭ー
映画を授業で取り上げているので、
先週は映画を十本観た。
そのうちの三本は、フォルツァ総曲輪でのもの。
最初に観たのが『やわらかい手』、
次に試写で6/9から一週間の限定で上映される
『ある愛の風景』、
そして『サラエボの花』である。
三本ともよかったが、中でも戦争と家庭をテーマとした
『ある愛の風景』、『サラエボの花』が心に強く残った。
ここでは来週フォルツァ総曲輪で上映される
デンマーク映画『ある愛の風景』を取り上げたい。
ヒロインのサラを演じたコニー・ニールセンは
デンマーク・アカデミー賞の
最優秀主演女優賞を受賞。
監督は、2006年度のアカデミー賞外国語映画賞に
ノミネートされた『アフター・ウェディング』
も日本で公開されているスザンネ・ビア。
デンマーク軍の一員としてアフガニスタンに
派遣されたミカエルの乗ったヘリコプターが撃墜される。
ついさっき元気な電話を受けた妻のサラは
戦死の報を受けてもその死を受け止めることができない。
喪失感に苛まれるのを救ったのが、
家族中から厄介者扱いされている
ミカエルの弟だった。
その間、ミカエルは一命をとりとめ捕虜になっていた。
必死に冷静に生き抜こうとするが、
仲間を自らの手で殺さなくてはならなくなる。
帰還を果たすものの苦悩し、
心が蝕ばまれていく。
愛に満ち溢れていた家庭が
戦争によっていかに崩壊していくか、
大人だけでなく、幼い娘たちも翻弄されていく。
特に姉娘の多感で繊細な心のひだにわけいる
女性監督ならではの視点が随所に生きている。
9・11以後、武力で世界を治めようと進行する
戦争が愛に満ちた家庭を
いかに押しつぶそうとするかを
妻・親・兄弟そして幼い子供たちの視点から描きだす。
すべての家族の問題として取り上げられている。
多くの人に観てもらいたい映画だ。
なお、スザンネ・ビア監督の最新作
『悲しみが乾くまで』も公開されている。
金子幸代
関連サイト(金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
映画を授業で取り上げているので、
先週は映画を十本観た。
そのうちの三本は、フォルツァ総曲輪でのもの。
最初に観たのが『やわらかい手』、
次に試写で6/9から一週間の限定で上映される
『ある愛の風景』、
そして『サラエボの花』である。
三本ともよかったが、中でも戦争と家庭をテーマとした
『ある愛の風景』、『サラエボの花』が心に強く残った。
ここでは来週フォルツァ総曲輪で上映される
デンマーク映画『ある愛の風景』を取り上げたい。
ヒロインのサラを演じたコニー・ニールセンは
デンマーク・アカデミー賞の
最優秀主演女優賞を受賞。
監督は、2006年度のアカデミー賞外国語映画賞に
ノミネートされた『アフター・ウェディング』
も日本で公開されているスザンネ・ビア。
デンマーク軍の一員としてアフガニスタンに
派遣されたミカエルの乗ったヘリコプターが撃墜される。
ついさっき元気な電話を受けた妻のサラは
戦死の報を受けてもその死を受け止めることができない。
喪失感に苛まれるのを救ったのが、
家族中から厄介者扱いされている
ミカエルの弟だった。
その間、ミカエルは一命をとりとめ捕虜になっていた。
必死に冷静に生き抜こうとするが、
仲間を自らの手で殺さなくてはならなくなる。
帰還を果たすものの苦悩し、
心が蝕ばまれていく。
愛に満ち溢れていた家庭が
戦争によっていかに崩壊していくか、
大人だけでなく、幼い娘たちも翻弄されていく。
特に姉娘の多感で繊細な心のひだにわけいる
女性監督ならではの視点が随所に生きている。
9・11以後、武力で世界を治めようと進行する
戦争が愛に満ちた家庭を
いかに押しつぶそうとするかを
妻・親・兄弟そして幼い子供たちの視点から描きだす。
すべての家族の問題として取り上げられている。
多くの人に観てもらいたい映画だ。
なお、スザンネ・ビア監督の最新作
『悲しみが乾くまで』も公開されている。
金子幸代
関連サイト(金子研究室) http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/hibun/kaneko/
マリアンヌ・フェイスフルと言えば、「あの胸にもういちど」で
不倫相手のアラン・ドロンのところにハーレーに乗って
しかも、素肌に皮のライダーススーツやってくる、
スレンダーでセクシーな女優さん。
この姿が、「ルパン三世」の富士子のモデルになったというのは
この「やわらかい手」の映画で知りました。
あの頃、中学生くらいだった私は、ホントにドキドキしました。
コケティッシュな魅力あふれるマリアンヌ・フェイスフルは、
17歳でミック・ジャガーとキース・リチャーズの作品で歌手デビューして以来、
ミック・ジャガーの恋人として、この時代のポップアイドルとして名を馳せました。
そのマリアンヌ・フェイスフルも、今や立派な貫禄の大姉御。
最近では、「マリー・アントワネット」でマリア・テレジアを演じていたのを
見られた方も多いでしょう。
「やわらかい手」では、一転「平凡な主婦」、しかも、
主婦仲間の中でも、ちょっと小バカにされているような、
いつも隅っこを歩いているような、
うわさ話の巣のような雑貨屋に入るのも、一呼吸置いて入るような、
そんな自信なさげな主婦マギーを演じている。
そんなマギーが不治の病に罹った孫のため、
なんと風俗店の接客業につく事に。
ところが、次第に行列のつくほどの人気を誇るロンドン一の
売れっ子になってしまい、ひじを痛める職業病になるほど。
(このくだりはホントに笑える!)
こうなってくると、「平凡な主婦」は不思議な輝きを発してくるわけで。
そんな姿を見守る風俗店のオーナーのミキとマギーとのやりとりのシーンは
とっても好きだな〜。
特に「君の歩き方が好きだ」なんて!
これは、ミキ・マノイロヴィッチにしか言えないセリフかも。
息子との関係、嫁との関係、仲良しを振舞う友達との関係、
同僚?との関係、オーナーとの関係、マギーを取り巻く
いろんな人間関係が、次第に変わっていくその展開と瞬間が
さまざまな伏線から、そうなるんだろうな、と分かりながらも心地よい。
でも、なんと言っても何十年ぶりに主演を演じた
すでに還暦も過ぎたマリアンヌ・フェイスフルの
ドラック中毒という修羅場をくぐってきた存在感と
人間味あふれる魅力が、最大の見所だと思う。
この映画は結構笑える映画なので、可笑しいところは
ぜひ、素直にクスクス笑ってくださいね!
mm
不倫相手のアラン・ドロンのところにハーレーに乗って
しかも、素肌に皮のライダーススーツやってくる、
スレンダーでセクシーな女優さん。
この姿が、「ルパン三世」の富士子のモデルになったというのは
この「やわらかい手」の映画で知りました。
あの頃、中学生くらいだった私は、ホントにドキドキしました。
コケティッシュな魅力あふれるマリアンヌ・フェイスフルは、
17歳でミック・ジャガーとキース・リチャーズの作品で歌手デビューして以来、
ミック・ジャガーの恋人として、この時代のポップアイドルとして名を馳せました。
そのマリアンヌ・フェイスフルも、今や立派な貫禄の大姉御。
最近では、「マリー・アントワネット」でマリア・テレジアを演じていたのを
見られた方も多いでしょう。
「やわらかい手」では、一転「平凡な主婦」、しかも、
主婦仲間の中でも、ちょっと小バカにされているような、
いつも隅っこを歩いているような、
うわさ話の巣のような雑貨屋に入るのも、一呼吸置いて入るような、
そんな自信なさげな主婦マギーを演じている。
そんなマギーが不治の病に罹った孫のため、
なんと風俗店の接客業につく事に。
ところが、次第に行列のつくほどの人気を誇るロンドン一の
売れっ子になってしまい、ひじを痛める職業病になるほど。
(このくだりはホントに笑える!)
こうなってくると、「平凡な主婦」は不思議な輝きを発してくるわけで。
そんな姿を見守る風俗店のオーナーのミキとマギーとのやりとりのシーンは
とっても好きだな〜。
特に「君の歩き方が好きだ」なんて!
これは、ミキ・マノイロヴィッチにしか言えないセリフかも。
息子との関係、嫁との関係、仲良しを振舞う友達との関係、
同僚?との関係、オーナーとの関係、マギーを取り巻く
いろんな人間関係が、次第に変わっていくその展開と瞬間が
さまざまな伏線から、そうなるんだろうな、と分かりながらも心地よい。
でも、なんと言っても何十年ぶりに主演を演じた
すでに還暦も過ぎたマリアンヌ・フェイスフルの
ドラック中毒という修羅場をくぐってきた存在感と
人間味あふれる魅力が、最大の見所だと思う。
この映画は結構笑える映画なので、可笑しいところは
ぜひ、素直にクスクス笑ってくださいね!
mm

